演奏会までの役割の詳細の続きです。

★会計
通常、皆さんのグループでも会計をされる方がおられると思いますが、ここの役は演奏会当日の会計です。会場の支払い、昼食代金、お花の代金、入場料(当日券代金)など、当日にお金を扱うことも結構ありますので、その準備、管理が仕事です。
もちろんいつも会計をされている方が当日も会計をされてもいいのですが、全体の役割分担を考慮して、いつもとは違う方が当日の会計をされてもいいと思います。

★受付
当日の受付は、メンバーがやってもいいのですが、演奏や他の準備もあるので、メンバーのお知り合いなどにお願いするのがいいと思います。
当日券の販売や、メンバーへの花束、贈り物などの預かり方、楽屋に来てもらってもいいのか断るのかなど、事前に決めておいて、受付の係りの人に説明する必要があります。
メンバー以外の方にお願いする場合、お礼なども考えておく必要があるでしょう。

★カメラ、ダビング
舞台練習中や、本番中の写真をどうするかも決めておく必要があります。
本番中は聴衆の写真撮影、録音などはご遠慮願うよう当日プログラムなどに書くのが普通ですが、記録用の撮影を本番中に撮ると聴衆の邪魔になることもあるので、場合によっては舞台練習中のみ撮影とすることも必要かもしれません。
写真、録音をメンバー以外の方にお願いする場合、受付と同様、事前打合せ、お礼などを考慮する必要があります。大きな会場では、録音については費用を出せばやってくれます。

★楽器運搬等
コントラバス、グレートバスなどの大型楽器を複数使う場合や、その他の譜面台(台紙も)などメンバー個人が運ぶのがむずかしい場合には、事前に担当を決めて、当日車で搬入、搬出する必要があることもあります。
コントラバスなどは常には使わないので演奏会のときだけ借りるという可能性もあります。
そういうときには、どこからその楽器を借りるかなども。

★その他
これまで書いたように、演奏会の準備はやろうと思えばとても多くの仕事が出てきます。
グループの大きさや、演奏会の大きさでどこまでやるかを決めることになりますが、上に書いた個々の役のほか、全体を見渡してスケジュール管理できるような人がいるといいですね。
会の代表の方がされてもいいかもしれません。



楽器 ブログランキングへ  

tomo