tomoさんの趣味悠々

リコーダー、ハンドベル、水彩画など
いろいろ楽しませていただいていることのおすそ分け

【音楽用語について】

Recorder Trio & Quartetto いまむかし コンサートご案内

田中せい子先生のストゥディオ・フォンテガーラでのコンサートのご案内です。

演奏者の先生方とは親しくしていただいているので、ぜひとも伺いたいと思っていたのですが、田舎から母が出てきて小旅行に行っているときに重なってしまいました。
残念ですが、次の機会に。


Trio & Quartetto いまむかし

2017年4月1日(土)13:00~、16:00~(2回公演)

東池袋 ストゥディオ・フォンテガーラ

リコーダー : 高橋明日香、深井瑛理、福岡恵、宮里安矢

プログラム:

  A.de.フェヴァン  / 3つのトリオ
  M.プレトリウス   / “テルプシコーレ”より
  M.ロック       / 組曲 第2番
  H.U.シュテープス /  トリオ
  廣瀬量平       / イディール(田園詩)I
  R.フォード      / セクエンティア

〔チケット〕前売り3000円 当日精算・当日券 3500
〔協力〕ストゥディオ・フォンテガーラ


チラシはクリックすれば大きくなります。 

Recorder Trio & Quartetto いま むかし


(tomo)

音楽用語(音量) (26) Sforzato (Sforzando、sfz) 

さて、今回で音楽用語シリーズを一段落とさせていただきます。
音楽用語は引用した本にもまだたくさんありますが、バロックやルネサンスの曲で私がよく見たのはこれくらいの用語かなと思ったためです。
また、時間をおいて、書こうと思うものがあれば追加したいと思います。

とりあえずの最終回、「スフォルツァート」より「スフォルツァンド」あるいは「sfz」の方が聞き慣れ、見慣れてているかもしれませんね。


スフォルツァートはフォルツァートに強調の s がついた言葉です。
意味は、無理矢理に強い力を加えられたことによって、前の状態から変化してしまったことを指しています。

泥棒に入られた状態、それがスフォルツァートです。窓やドアがこじ開けられて変形してしまったのは、「窓やドアがスフォルツァートされた」というわけです。
どうしても話をしたくないような人と時を過ごす。あぁ、これはつらいものです。
一緒にいたくない気持ちを悟られないように上手につくろってイヤイヤながらニコニコ。
これを「スフォルツァートされた笑い」といいます。きっとスフォルツァートされた表情をしているのでしょうね。

つまり、 <自分の持つ力を精一杯出す> という強い意識的な行為がスフォルツァートです。
当然フォルツァートを強調するSがついているのですから、スフォルツァートの方がフォルツァートよりも強い力がかかるわけです。
ですから、スフォルツァートには音楽上の表現においても、より力のこもった、あるいは精神的に
重い表現が要求されます。


  「これで納得! よくわかる音楽用語のはなし―イタリアの日常会話から学ぶ」
    関 孝弘, ラーゴ・マリアンジェラ (全音楽譜出版社)  からの抜粋、要約

tomo

音楽用語(速度) (25) Largo/Adagio

音楽用語の最初は、速度に関する用語 Largo Adagio です。
音楽用語について、言葉の意味を理解するだけではなく、言葉の持つ雰囲気も感じて演奏できるといいですね。


Largo
“遅い” を意味する用語の代表格ですが、本家本元のイタリア語では“遅い” という意味は全くありません。ですから “ゆっくり! 遅く!!” と伝えたくて「ラルゴ! ラルゴ!!」と言ってもイタリア人には通じません。
ラルゴは長さを表す言葉で、高さ “縦” に対する幅 “横” を意味しています。
イタリア語でラルゴというと、
幅広い横の広がり、その大きな余裕のある空間を感じさせます。
広々とした雄大な景色、空間を想像してみてください。それがラルゴです。

“幅” を表す言葉が音楽では “遅く” という意味になったのはなぜでしょうか?
イタリア人の感覚で行くと次のようになります。
ラルゴ=幅が広い → リズムの幅が広い → 演奏するのに時間を要する → 音楽の流れが、たっぷり、ゆったりとなる → テンポが遅くなる。 

Adagio
アダージョは、ad(アドゥ)+agio(アージョ)から生まれた言葉です。
ad
(アドゥ)の a は “~のように” という意味を持っていますから、“アージョのように”というのが、アダージョの元の意味です。“アージョ” という言葉は “ゆとり”、“くつろぎ”、“余裕” といった感覚です。
ですから、
心地よさ、優しさ、ゆったりとした開放感など、微妙なニュアンスが含まれているのがアダージョです。
演奏をする際にも、自分自身が心地よさを感じるような、ゆったりとしたテンポを保ちながら演奏を楽しむことが大切です。

「これで納得! よくわかる音楽用語のはなし―イタリアの日常会話から学ぶ」 からの抜粋、要約
   関 孝弘, ラーゴ・マリアンジェラ (全音楽譜出版社) 

           ▼△▲▽▼△▲▽▼△▲▽▼△▲▽▼△▲▽

語源とかからの考え方でなく、楽譜そのものや、曲の雰囲気からの違いについて、先生に次のように教えていただいたことがあります。

Largo :素朴、牧歌的な感じ。
     楽譜も白玉(長い音)が多く、装飾の余地が多いので奏者による違いが出やすい。


Adagio 音の幅があって洗練されており、豪華な感じ。
     拍感があまりなくて、和声的というより旋律が流れている感じ。
     音の数(1小節に入っている音符の数)も多く、洗練されているのでトリルくらいは入れられても装飾の余地は少ない。


tomo

音楽用語(速度) (24) Allegro/Presto

今回は、Allegro Presto です。どう違うんでしょうか。

Allegro
空港へのタクシーで、「速く、速くー!! 飛行機に乗り遅れちゃう」ということで、「運転手さん、アッレーグロ、アッレーグロ!!」といっても運転手はどこ吹く風。一向に速く走ってはくれません。
イタリア人はアッレーグロをふつう <陽気に>、<楽しい>、<明るい> といった意味で使います。
だから、タクシーの運転手が速く走ってくれないのも当たり前。「陽気に行きましょう、楽しく明るく!!」 と言っていたのですから。

では、なぜ音楽では「アッレーグロ=速い」という意味になってしまったのでしょうか。
ちょっと陽気で楽しいときの心の状態を想像してみてください。ウキウキ、ワクワク、ドキドキ、そんな心持ちには、快活で心地よい <速さ> が伴っているはずです。
かの楽聖ベートーヴェンも「アッレーグロ=速い」というイメージが出来上がってしまったことに悩み、「アッレーグロという言葉は速いという意味ではない」と、憂慮している手紙を出版社に送っています。
悩みはいつの世も同じなんですね。

イタリアでは、明るくても同時に軽さを伴わない表情はアッレーグロとは言いません。
この2つの要素(明るさと軽さ)が同居していることが大切です。


Presto
「はやい」という言葉には二つの意味があります。「早い」と「速い」です。
ここで取り上げるプレストは前者の「早い」という意味なのです。
日本の音楽用語辞典では、プレストもアッレーグロも共に「速く」と訳され、時としてプレストは、アッレーグロをさらに強調する意味で「急速に」、「快速に」などと表現されていますが、
イタリアでは、「早さ」として使われる場合がほとんどなのです。

プレストは運動自体の「速さ」を表す言葉ではありません。例えば、「朝早く本を読む」、「仕事が早く終わる」といったような場合に日常よく使われます。
では、どのように演奏するのかというと、基本的には「速く」演奏することが必要です。
「えっ」と思わないでくださいね。

イタリア人の感覚で言えば、プレスト=所要時間を短縮する → その結果として運動速度も速まる、ということになるわけです。
言葉の遊びのようですが、プレストには、このような時間の感覚が根底にあるのです。


 「これで納得! よくわかる音楽用語のはなし―イタリアの日常会話から学ぶ」
     関 孝弘, ラーゴ・マリアンジェラ (全音楽譜出版社)  からの抜粋、要約


        ▼△▲▽▼△▲▽▼△▲▽▼△▲▽▼△▲▽

もう7、8年前、門下生発表会で、私はルイエのソナタを演奏しましたが、そのときに、「アレグロと書いてあるけど、イタリアでは明るいという意味であって、速いという意味ではないそうなので、演奏が速くなくても許してください」と前置きをして演奏したのを思い出しました。 (^_^;

tomo

音楽用語(速度) (23) Moderato

Andante の次は Moderato です。
これまで私としては Moderato は快適な、自分が一番気持ちいいと感じる速さというように思ってきました。
さて、本家ではどんな感じなのでしょうか。


一般的に日本人は自分自身を「中流」であると意識し続けてきました。その根底には人とあまり違うのを嫌う傾向があります。
「中庸」、これも日本人が好きな言葉ですね。
イタリア語では、抑制され均整の取れた感覚、つまり中庸を「モデラート」と呼びます。まさにど真ん中、中くらいを意味する言葉がモデラートです。

もちろん日常会話でもよく使われますが、少しニュアンスが違います。
例えば美容院で「どのようにカットしましょうか」ときかれ、「モデラートに」と答えれば、「一番自分にあった長さに」という意味です。
ここでは、「自分に合った」というところがポイントです。
ただ単に普通の長さにカットしてもらうだけではなく、大切なのはそれぞれ <個性> を最も程よくひきたたせる、という意味合いが根底に流れているということです。

モデラートには中庸と同時に、<分別> <思慮> が働いているというニュアンスがあります。
強風でも無風でもない心地よい風は「モデラートな風」
暑くも寒くもない日は「モデラートな気候」と、こんな感じに使われます。

では、音楽の速さとしてはどこに位置するのでしょうか?
目安としてはアッレーグロとアンダンテの間にあると考えてください。


 「これで納得! よくわかる音楽用語のはなし―イタリアの日常会話から学ぶ」
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