このブログで、バロックダンスのDVDの紹介を2つ書いていますが、そこに出てくるバロックダンスの第一人者 浜中康子先生のダンス実習を受けられる授業が、放送大学の面接授業(スクーリング)にあるのです。

 

土曜日、日曜日で4日間、約一月かかります。

14時~17時くらいまでなので、3時間×4日間です。

受講する方としては日数が少ない方が受けやすいのですが、ダンス実習ということで、あまり長時間はできないということもあるかもしれませんね。

 

幕張にある放送大学千葉学習センターというところで受けられます。

この4日間全部で、何と5500円しか費用がかかりません。もちろん放送大学の在学生ならば、ですが。

1年に1回くらいしか開催されませんので、受講したくてもこれまでうまく日程が合いませんでした。

 

 

授業のシラバスなどをホームページから転載します。

 

バロックダンスと舞曲への誘い

 

担当講師   浜中 康子 (国立音楽大学非常勤講師)

         伊藤 誠   (埼玉大学教育学部教授)   
            伊藤先生は、同じDVDで、バロックバイオリンを弾いておられます。
 

【授業内容】

バレエや社交ダンスのルーツであり、舞曲のリズムの源泉を見出すことのできるバロック時代の宮廷舞踏・・・バロックダンスは、まさに総合的な表現芸術です。楽器の歴史や歴史的背景を学習するとともに、ダンスのステップを通してバロック舞曲の本質的なリズムを体験し、音楽への新たなアプローチを実践したいと思います。
最終回はモーツァルトの舞曲なども取り上げて、演奏に合わせて舞踏会を開きます。

 

【授業テーマ】

 

第1回 バロック舞曲について(浜中、伊藤)

第2回 バロックダンスの基本的なテクニック(浜中)

第3回 ダンス実習(1)(メヌエット、ガヴォットを中心に)(浜中)

第4回 バロック時代の舞踏譜について(浜中、伊藤)

第5回 ヴァイオリンの歴史について(伊藤)

第6回 ダンス実習(2)(舞踏譜の振付作品にチャレンジ)(浜中、伊藤)

第7回 ダンス実習(3)(メヌエット、ガヴォット、モーツァルトの舞曲)(浜中)

第8回 舞踏会を開こう(演奏とともに)(浜中、伊藤)

 

【学生へのメッセージ】

 毎回の授業でダンス実習を行いますので、動きやすい服装(ひざの曲げ伸ばしが楽にできるパンツ、スカート)で受講して下さい。ジャンルは問わず、今までにダンスの経験がない方、そして男性の方もぜひチャレンジして履修して下さい。

 

【受講者が当日用意するもの】

 靴底の柔らかいシューズ(背伸びしてもかかとが脱げないもの)、筆記用具

  

成績評価の方法

成績評価は出席状況及び学習状況等を総合的に判断して行います。

  

教科書  授業当日にプリントを配付します。  

定員 30

参考書  栄華のバロックダンスー舞踏譜に舞曲のルーツを求めて(浜中康子/音楽之友社/4,104/ISBN=9784276250802) 

栄華のバロックダンス表紙


(参考書はこれまで受けた他の授業で使ったことはありませんでした。受講までに図書館などで借りて目を通しておければいいかも、という感じ。

ちなみに、上に記載した「栄華のバロックダンス」という本は定価4000円を超えますが、アマゾンの中古本で1000円ちょっとで出ていました。)


 

(tomo)