放送大学の「バレエの招待」の講義の2回目、下の第5回~8回の講義です。
名ダンサーや名振付家のお話。
映像では、シルヴィ・ギエムのボレロなどを見せて頂きました。
男性が踊るものと思っていましたが、ボレロは女の人が踊って、まわりに男性が踊るというのが最初だったそうで、今では男性が踊ってまわりに女性、男性が踊って周りも男性と、いくつかのパターンがあるそうです。
ボレロというと次の二人のポーズが思い浮かぶのですが、これはモーリス・ベジャールという人の振り付けとのこと。
最後の授業は振付家についてのお話でした。
バランシンとかローラン・プティあたりは名前だけは聞いたことがあるような。ボレロのベジャールという人はあまり知りませんでした。
最近の人ではノイマイヤーという人が、ドイツのハンブルグで活躍しているとのこと。
ハンブルクと言えば、先日から何度もブログに登場している作曲家 S. Seig 氏 もハンブルクでした。
バレエ学校があって、日本人の有望な若手ダンサーが何人もその学校で学んでいるそうです。
また、最近は日本人が各地のバレエ団の音楽監督に就任している例が増えているそうで、最もそのバレエ団の中心的役割を日本人ができるようになってきていることは素晴らしいことですね。
以下は、放送大学のシラバスからの引用です。
【授業内容】
バレエは、ルネッサンス時代のイタリアで生まれ、フランスで発展し、ロシアで開花した舞台芸術です。その歴史は既に400年。バレエはいかにして生まれ、世界に広まったのでしょうか。授業では、名門バレエ団の現在、バレエ史を彩った名作、舞踊手、振付家など様々な観点からバレエ芸術の魅力を探っていきます。パリに居を構え、長年にわたって現地で取材したパリ・オペラ座バレエやバレエ・リュス関連企画などのエピソードや各種映像を交えてお話しします。
【授業テーマ】
第1回 イントロダクション:世界のバレエの現在
第2回 フランス・バレエの伝統と革新:パリ・オペラ座バレエ
第3回 ロシア・バレエの栄光:ボリショイ・バレエ&マリインスキー・バレエ
第4回 チャイコフスキー三大バレエ
(『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』)の魅力
第5回 珠玉の古典バレエを楽しむ:『ジゼル』『ドン・キホーテ』を中心に
第6回 バレエ・リュス(ロシア・バレエ団)の魅惑
第7回 バレエの美神たちの肖像:パヴロワ、ニジンスキー、ヌレエフ、ギエムなど世紀のスター列伝
第8回 20世紀バレエの巨匠たち:バランシン、ベジャール、プティ、クランコ、マクミラン、ノイマイヤーなど名振付家列伝
(tomo)