最後になりましたが、演奏会当日のこまごまとしたことについて書いてみます。

まぁ、皆さんにはまったく関係ないよ、というような項目もあるかもしれません。そんなときは読み飛ばしてください。
また、ときどき思い出して「演奏会を開きましょう!」を通して読んでいただけるといいかなと思います。

 ホール前に置くポスターとか
ホールの前に当日、看板やポスターなどを置くことがよくされます。
もともとそこを目指してくる人の目印になるだけでなく、通りすがりの人にちょっと入ってみようかなという気にさせるという意味でも、これらを用意するのはいいことだと思います。絵心のある方に描いていただいてもいいかもしれませんし、チラシをどんどん拡大コピーしていって看板に貼るというのでもいいのではないでしょうか。

 受付
来場者がホールに来られたときに、まず立ち寄られるのが受付です。
チケットの確認のほか、有料の場合には当日券の販売、出演者への花束や贈り物をあずかるなど、受付ですることはたくさんあります。そのため、出演者ではやれないことも多いので、事前にお手伝いいただく方を探しておくのがいいと思います。発表会など、出演時間が比較短いときには、出演者が交代でやることもできるでしょう。
来られた方に記帳していただくなら芳名録、メッセージ用カード、筆記具、つり銭、アンケートを書いていただくなら回収箱などを用意します。また、テーブルやテーブルクロスなどはホールと相談して準備しておきます。

他のリコーダーグループの方が、自分達の演奏会のチラシなどをプログラムに挟ませてくれと依頼してこられる場合もあります。
そういうときは、早めに来ていただいて、挟み込み作業は依頼者側でやっていただきましょう。

 衣装
上下とも黒っぽい服とか、上は白で下は黒で、というのが一般的かもしれません。上下黒の方が上手そうに見えるかもしれませんね。(^_^)
男性だと礼服でもいいでしょうし、あるいはダークスーツでとか、ノータイでとか、そのグループの演奏曲や会場の雰囲気に合うよう考えればいいと思います。
服装の決まりは少し緩めにして、個人が服選びを楽しめる余裕のあるくらいがちょうどいいのではないでしょうか。

 ホワイエに出ましょう
ホワイエはロビーのことですが、演奏会、発表会の真ん中の休憩中にも、出演者の余裕があればですが、ロビーに出てお客さんとお話できればと思います。
ステージ衣装の方がロビーのそこここに見られると、その場の雰囲気もとてもよくなって、いい演奏会になるのではないかと。
最後のあがきの練習をしたい方は別ですが・・・(^_^;

 食事
午前リハーサル、午後本番というような場合で、時間的に余裕があるなら、ホールの外へ出かけて食事することもできるでしょうし、ホール内などにレストランでもあれば面倒はありません。
が、とかく当日スケジュールは遅れがちになるので、人数がまとまるようなら、仕出し弁当などを頼んでおくこともいいかもしれません。例えば11時半に届けてもらうとかすれば、スケジュールに余裕が出ます。

 アンケート
演奏の感想は、よかったよかったという感想より、特にだめという意見の方が後々役に立つと思います。
その他、選曲や演奏時間、会場のこと、衣装のことなど、何でも書いてもらえるような設問を考えましょう。

 写真・記念撮影
演奏中にはお客さんには撮影をご遠慮願うと思いますが、記念(記録)として主催者側の撮影を演奏中に行うかどうか悩ましいところです。腕章か係りの名札をつけてこっそり撮るくらいかな。
リハーサル中に撮って本番には撮らないというのもいいかもしれません。
撮影していただく方をお願いするか、出演者側でやってしまうかも、会場の広さなども関係するので、あらかじめ考えておいた方がいいでしょう。

 お手伝い・お礼
受付等をお願いする方へのお礼はあらかじめ決めて用意しておきます。OB、OGその他身内だから無償でということになるとほんとに助かりますね。

 花束
先生や、賛助出演者などへの花束をどうするか考えておきましょう。
もし用意するなら、誰かが持ってくるのも大変なので、当日会場へ宅配便などで届けてもらうのが楽かもしれません。


 

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