★ 固定配置:例えば、ハイベル、ミドルベル、ローベルの3つのグループに分け、一定期間(半年とか1年とか)は同じグループにとどまり、その中で、曲ごとにアサインメントする。
★ 移動配置:曲ごとにハイベル~ローベル間を制限なく移動する。
私が前にいた、学校のPTAのグループなど初心者~初級者が多いグループでは、できれば半年とか1年とかは固定配置でやる方が、ベルの大きさや打ち方にも慣れやすく、また楽譜も大体同じあたりを読むので読譜が早くなるなどのメリットがあるように思います。
一方で、ローベルなどでは担当するベル数も少なくなるため単調に感じてモチベーションが落ちるという可能性がなきにしもあらずで、それぞれのベルの役割を認識するなど、ある程度話し合いなどでの納得が必要かもしれません。
初心者~初級者のチームで、曲ごとの担当ベルが大きく変わると、ベルの重さの変化や、楽譜がト音記号とヘ音記号とで3度違って読み違えたりすることも増え、担当ベルの変化を楽しむ余裕がない場合の方が多いかもしれません。
いま私が教えていただいている小田部教室では、夜のクラスのため人数も少なく(最近は自分も入れて5人になり喜んでいますが)、体力的な面の配慮はあっても、曲ごとに高音~低音間を移動するのを避けることは難しくなっています。
一般的に扱うベルの数とリンガーの人数が適切とされているのは、
2オクターブ 7~8人
3オクターブ 10~11人
4オクターブ 10~14人
5オクターブ 13~16人 だそうです。
教室では4~5人で3~4オクターブの範囲の曲をやることもあって、担当するベル数も多くなり、ときにはアクロバットのような動きもせざるを得ませんが、やみくもにバタバタするのではなく、先生の適切なご指導のおかげで、鍛えられているのかなと思っています。
(tomo)