インフルエンザの予防接種の季節がやってきました。

私の会社も、また妻の仕事先も医療関係の会社のためか、最近はインフルエンザの予防接種は会社で実施してくれます。
娘1人だけが地元の病院で接種を受けなければなりません。

インフルエンザ予防接種の料金が、医療機関によって異なることはご存知かと思います。
自宅の近隣でも以前の話ですが、2,000円のところと4,000円のところがあり、倍も違うなんて、と思ったことがあります。
予防接種は、あくまでも予防であるため保険診療では費用が出されず、各医療機関が個別に料金を設定するためです。

これまでインフルエンザワクチンは、A型用2種類とB型用1種類とを混合した3種混合ワクチンでしたが、今年はA型、B型ともに2種類の4種混合ワクチンになりました。このため、接種料金も値上げされるところが多くなるようです。

ある会社が全国の1,552施設での金額を調査したところ、2016~2017年シーズンの成人1回目の接種金額の平均は、全国で3,346円だそうです。
昨年と比べると142円プラスとのこと。東京3,440円、大阪3,162円とのこと。
ただ、最も多かったのは3,000円で、全体的にはこの3,000円前後と4,000円前後に山があるとのこと。
私の近隣では4,000円のところが多かったような。

予防接種の効果については、「予防接種したのにかかっちゃって効果がないじゃないか」と思ってしまいがちかもしれませんが、
 インフルエンザにかからない効果(発症予防)だけではなく、
 かかっても症状が重くならない効果(重症化予防)、
 流行を抑える効果
も含めて考えたいところ。

例えば2人に1人しか発症を予防する効果がない場合でも、2分の1に感染ルートを減らせることになるので、感染のスピードを抑えて少なくとも爆発的な流行(パンデミックと呼ばれる)を抑えることができるなど、家族や友人を守るための予防接種という考え方もできるといいのですが。


tomo