厚生労働省から今年の薬剤師国家試験の結果が発表されました。

受験者数1万3243人に対し、合格者数は9479人で,合格率は前年からマイナス5.27%の71.58%となったそうです。

うち、6年制新卒者の合格は7052人で合格率は85.06%、6年制既卒者は2295人で50.83%。

合格率の低下は既卒者の受験者が増えたことなどが影響しているとし、全体として波乱のない「穏当な結果だった」との厚生労働省の弁。

大学別合格率は、国立大が前回並みの84.38%、公立大も概ね前回並みの83.69%、私大がマイナス5.67%の70.64%だったそうです。

私大では依然として「出願していながら受験しない」学生が多くみられており、合格率を引き上げるために「出願者のうち合格が見込めない学生に受験させない」といった“合格率ロンダリング”が行われている可能性が示唆されているとのこと。


以前に国家試験について書いた記事↓
大学、専門学校の宣伝する国家試験の合格率って、うさんくさいかも (@_@;)

  

tomo