みなさんもご存知と思いますが、音の強さというのは、音波の振幅(音を波で描いたときの高さ)に対応し、振幅が大きければ強く、小さければ弱くなります。

でも、音の大きさの感じ方は必ずしも強さに対応しなくて、例えば同じ強さの音でも、その音の高さが変わると音の強さは著しく違って感じられるそうです。
高い音では強さが増加してもそれほど大きくなったように聞こえず、逆に低い音では、高い音の強さの増加分と同じ割合で強くなれば、ずっと大きくなったように聞こえるとのこと。

また、音の強さが同一であっても、非常に短い音はそれより長い音に比べて弱く感じられるとも。
音量の出ない、また息を弱めると音が下がりやすいリコーダーで、音の強弱を表現するのに音の長短を用いる理由がよくわかるお話ですね。

p のところではあまり小さくしすぎずに、少し短めに吹いてみたりして試してみましょうか。


 

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