リコーダーをそこそこかじった人にはおなじみの、ギースベルトのリコーダー教本。

はじめて購入したのは40年近く前、高校から大学になる前後だと思いますが、洋書版を読めもしないのに買いました。ほとんど使わず。(^_^;

               ギースベルト1


その後、オレンジ色の翻訳版を買って、これも前半の2重奏のところをとばしとばしやってみたのと、日々の70の練習の初めのあたりをちょろちょろだけ (^^

           

               ギースベルト2



5、6年前でしょうか、個人レッスンを受けるようになり、先生から最後の15曲を全部やると言われ、大丈夫か?と思いながらランダムになんとか半分くらいはレッスンを受けたと思います。

最初の本も、このオレンジの本もこれら15曲の多くはクヴァンツの曲だと書いてありますが、その後研究が進み、最新版の教本には多くはブラウンという人がフルートのために書いた曲を、ギースベルトがリコーダー練習用に編曲したものということが書かれているそうです。
リコーダーの高音域の練習用にということらしく、音をだいぶ高く変えてあるということで、きれいに吹くのは大変です。

個人レッスンを受けるまでは最後の15曲など、ほんのちょっと音を出したりしていただけでしたが、その後、花岡先生のこんなCDを聴いて、ほんとにすばらしい曲達だと感じるようになりました。

                  ギースベルト花岡CD

Fantasier og Capricier af Quanz クヴァンツの無伴奏小品集
花岡和生 Hanaoka Kazuo (CD - 2000)

ギースベルト教本の最後の15曲のうち、11曲がこのCDに入っています。
レッスン前の練習でも、ヘンデルのソナタなどレッスンのメイン曲よりも、ギースベルトに7割くらいの時間を割いていましたが、それでも飽きることはなく、とても充実した時間をすごしました。

以前の発表会で、15曲のうち、バスリコーダーに向いていそうな4曲を先生に選んでいただき、無伴奏で演奏することができました。練習時間を含め、とても楽しい時間でした。 
また、一人ででもやりなおしてみたいなと思っています。


 

tomo