今回は、語尾変化についてです。
語尾を覚えておけば、とても便利?というお話。
(1) 語尾が ~issimo となる形 =<最上級> を表します
Prestissimo、Fortissimo、Pianissimo など。最上級を表す語尾だということはお分かりかと思います。
(2) 語尾が ~etto、~ino となる形= <縮小>を表します
Larghetto、Allegretto、Andantino など。
これは「縮小」を表します。ですから、そのものの意味を小さくします。
例えば、遅さを縮小すると速く、速さを縮小すると遅く・・・となります。
Larghettoは「ラルゴ」の状態を少なく、Allegrettoは「アッレーグロ」の状態を少なく、Andantinoは「アンダンテ」の状態を少なくという意味になります。
ただ、このAndantinoはちょっとややこしくなるのですが・・・また、Andanteについてのお話のときに、
書きたいと思います。
(3) 語尾が ~ando、~endo となる形= <ジェルンディオ>(現在進行形) を表します
Crescendo、Diminuendo、Allargando、Ritardando など。
英語の ~ ingと同じ用法、「~しながら」という意味です。
Crescendoは強めながら、Diminuendoは弱めながら、Allargandoは遅くしながら・・・
という意味になります。
「これで納得! よくわかる音楽用語のはなし―イタリアの日常会話から学ぶ」
関 孝弘, ラーゴ・マリアンジェラ (全音楽譜出版社) からの抜粋、要約
(tomo)
~ino
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