現在、私たちのリコーダー・アンサンブル・プラセボ Placeboでは、レスラーのコントラバス(以下、CB)をお借りして使用していますが、この楽器は下のG#(A♭)の音がキーがなく出せません

このため、G#がある曲では、転調するとか、その音だけオクターブあげるとか別の音に置き換える(和音の中で)あるいはその音だけ休むなど、なんらかの対応をとることになるかと思います。

また、他の楽器と音程を合わせるために、変え指を多く使わなくてはならないこともあります。

 

そういうこともあり、最近増えている各社のCBについて、その良し悪しや、お気付きのことなどについて教えていただければと思い、Facebookのリコーダーのグループでお訊ねました。
価格のことを一旦置いておくとしたら、それぞれの楽器はどのような長短があり、お勧めいただくとしたら、どういう順になるでしょうか、とお訊ねしています。


私の数少ない経験や印象などについて書かせていただきます。
コメントいただければうれしいです.
Facebookでのそれぞれの楽器についてのコメントは追って掲載させていただきます。


 

キュング KUN2822


最近一番使われている楽器かと思います。私も何度も吹かせていただいたことがあります。音程も運指通りに吹けばほとんど不安なく、その姿も素晴らしいですが、この2年ほどで値上がりし、国内で税も入れれば100万円を超える(ケース付きで)ことになり、ちょっと躊躇してしまいます。

KUN2822

 

Paetzolt (無塗装のものや、オリーブ風/チェリー風/ブラックなどの塗装仕上げがあるようです)

CBでもサイズが比較的小さく軽いので扱いやすいこと、またサムホールの押さえ方に特徴があるため慣れることが必要ですが、CBでもサムホールが大きすぎて手の小さい女性でも親指が穴に埋まりこんでしまうということもない。

マウスピースの長さが確か変えられないこと、回転させることもできない(スイングはできるがクルークのようにねじることはできない)ことから、顔の向き/口の位置/両手の位置などが調整しにくく、ときに吹きにくいと感じる。

価格的には比較的安くて、無塗装ならキュングの半額、ラッカー仕上げでも比較的安価である。

PAE06FP     PAE069-AS
     チェリー(桜)風                ブラック

 

Moeck   MOE5741


比較的新しく、まだ使われている方も多くはないかもしれません。

私は山野のリコーダーフェアで、ほんの少し吹かせていただきました。

音は楽々と、ろうろうと音が鳴りました。最低音Fでもそれほど気を使うことなく吹けた様に思います。CBでは初めての直吹きの楽器とのことです。

吹奏楽の楽器かと思う様なスタイルは好き嫌いが分かれるかもしれません。

ニック式と同様、こういう形の楽器はバロック時代にはなかったものですので、そういう楽器は使いたくないとおっしゃる方もおられるかもしれません。ペッツォルトも同様かもしれませんが。

キーは、これも吹奏楽器のキーのような指押さえ部分で、しっかりした印象でした。

価格はキュングより56万円安いですが、国内で税込なら96万円くらいになるようです。

    csm_Anzeige_Subbas_A5_ohneDRuckmarken_15a475a998          MOE5741


 

Coolsma Subbass COOCMS

 
ペッツォルトと同じ様な合板の楽器を出されている様ですが、コルスマのアルト1本でCBが買えてしまいそうな値段の様です。どんなものか全くわかりません。


COOCMS
 

tomo